忙しい英語の先生も、夏には1冊だけでも英語の本を読もうかな、などとそろそろ考えだす頃。
もし、
これ
まだだったら、ぜひ。
アメリカの南部で50年代、白人の女性をrapeしたと訴えられた黒人が裁かれるのを、白人弁護士が弁護する。
その白人弁護士の娘の目で描いた、60年刊の古典的「アメリカ現代小説」だ。
英語がまた素晴らしい。
『アラバマ物語』と分かりやすい邦題がついている。
確かにアラバマ州が舞台。
南部の英語をしゃべる主人公のお転婆少女の語りで、映画も薦められる。
本を読んでいたときには、感じられなかった「音」に感動した。
南部の英語。
読書では得られない映画ならではの、この音の経験もおすすめだ。
役者も素晴らしい。