『Time to Say [Please]!』をReaders Theaterで〜リードアラウド研究会

Time to Say [Please]!
[リードアラウド認定講師:M.Y.さん記]

今回で三度目の大島・Yペアーによる、しかもブックハウスでの最後の会。
担当のお兄さんがしょんぼりしている中、二人は元気パワー全開。
Showのような出来栄えだった。
この本は(ワークショップに)五年間参加してきたけれど扱ったことは一度もなく私にはお初本。

(大島註:6年前に課題書でした。でもリーダーズシアターで、という知恵はありませんでした。ちょっと知恵がついた?)

事前の打ち合わせではmouseたちのかわいい仕草や表情をよく見て、いくつかのセンテンスを勘違いして理解していないかチェック。
リードアラウドで練習時はY主導で大島先生が突っ込み兼、子どもサポート。
仕上げのリーダーズシアターの時は先生が指揮者役、Yが子どもサポートにというもの。
実際に始まってしまうとどんどんアドリブで進んでゆき、大島先生は右へ左へと端から端まで歩いて往ったり来たり。
子どもの声も良く出ていて楽しいうちに終わっていた。

録音を聴いてみると、子どもの発言を最大限に利用しながら、それを取り入れては、最初はひとりずつ(に周知させ)、そして最後に全員で共有する、という型があることがわかった。
事前準備は先ずは絵本を隅々までよく観察し、台詞を理解して何度も読みこむことが大切だろう。
実際、直前まで先生は試行錯誤していたらしく、数日前にメールでリーダーズシアターの仕立て方の指示が入った。
「Please」を主に言う台詞組と、(「こんな時、あんな時は?」など)その他の文の組の二手に分かれる案。
結局この仕方(で行い、これ)が子どもに分かりやすかったと思う。
楽しい時間を有り難うございました。

実はこの楽しさを翌日の放課後子ども教室にも持ち込んでみました。
この本と発表会で大うけした『Don’t Let the Pigeon Drive the Bus!』
絵本は私の一冊を見せながら。
子どもたちは神保町にくる子たちとは違い、リードアラウドは始めて。
学習障害児も中に交っていたのですが,大きな声で楽しく一緒に「Please!」と言ってくれました。
リードアラウドをうまく進めるポイントはいくつかありますが、絵本の良さが助けてくれますね。

ことしはこの二冊を引っ提げてリードアラウド布教活動?!したいと思います。

Don't Let the Pigeon Drive the Bus!

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