英語えほん千夜一夜第16夜〜Room on the Broom

Room on the Broom 文 Julia Donaldson 絵 Axel Scheffler 上級 AD720L
Room on the Broom
 どこか既視感のある話だ。魔女とお伴のネコがほうきにまたがり、風を切って飛んでいたら、魔女の帽子が飛ばされてしまった。その帽子を、茂みから探し出してくれたのはイヌだ。「I am a dog, as keen as can be(頭がキレキレのイヌです). Is there room on the broom for a dog like me(そのほうきにイヌのわたしの席はありますか)」? 「Yes!」と、魔女がイヌも乗せ飛んでいると、激しい風がリボンをさらった。みんなで探しているところに、リボンをくわえて現れたのは緑のトリ。「I am a bird, as green as can be(ギンギンに緑のトリです). Is there room on the broom for a bird like me(そのほうきにトリのわたしの席はありますか)」? …イヌ、サル、キジをお伴にした桃太郎の話みたい?違いは、吉備団子の代りのほうき同乗権、そしてカエルも加わるので魔女のお伴は1匹多い。そして、行った先で一行が退治するのは、鬼ならぬdragon(竜)だ。
 「I am a dragon, as mean as can be(メチャメチャタチの悪い竜だ), and witch with french fries tastes deliciou to me(フライドポテト付き魔女が大好物だ)」!この竜に魔女は捉えられ、「Just this once I’ll have witch without fries(今回だけはポテトなしでも食べるぞ)」と、今にも食われそうになったそのときだ。恐ろしい4つの頭を持つ化け物が現れ、とどろき渡る声で叫んだ。「Buzz off(失せろ)!THAT’S MY WITCH!(オレの魔女だ)」。恐れおののいた竜は、空に消えていった。知恵と力を合わせて竜を追い払ったお伴の4匹に、魔女は大鍋で何やらご褒美を作り始めた。While she was stirring(鍋をかき混ぜながら), she muttered a spell(魔法の言葉をつぶやいた)。そして、ZOOM! 現れたのは、A Truly Magnificent Broom(まさに驚異的なほうきだった)!
 文章量は多いが、 昔話の類型から当たりを付けて、中学生でも読みこなせそうだ。