高校生とオンライン英語〜キッズブックス英語スクール

主に英語絵本をリードアラウドで楽しみながら、英語の力、特にreading fluencyを身につけてもらおうと、スクールでは幼児からのクラスを作っている。
幼児が小学生になり、中学生に、そして高校生になったら、スクールで、英語力育成のどんな力添えができるだろう。

この春から、高校1年生の英語をオンラインで指導している。
だいたい週1回、30分。
役に立っているだろうか。
半年ほどたった今現在、生徒のお母さんに、様子や思いを寄せてもらった。
以下に引用させて頂く。

語彙学習については、普段からコツコツというわけでもなく、オンライン授業の前に慌ててしているような印象です。
しかも、分からない単語があると母親に意味を聞いて済まそうとして、辞書を引いてノートに意味を書いてというようなことはほとんどしていない様子です。
(ただ、ごく最近、terrariumについての授業の後にいくつかの単語を自分で調べている姿を見ました。)
このように勤勉ではないのですが、感覚的に英語をとらえようとする性格なので、単語を音声で聞き、クイズ形式もあるQuizletは、本人にも合っていて、楽しく学んでいると思います。
そして、意味を英語で説明するということは、簡単ではないものの、結果として分からなかったものが気になって印象に残っているようです。
単語だけでパッと意味を聞かれると答えにくいような言葉を先生に答えているのを見ると、高校生でこういう学習ができることを羨ましく感じます。

実はこのQuizlet、よさそうなので生徒にだけでなく、自分でも使って、語彙学習を始めてみた。

面白い。
何度でも新しいテストを作れ、結果もまたたく間にわかる。
機械的にだが、褒め言葉や「もう一度、力を見せて」など励ましのメッセージも出て、何だか疲れた脳でも、なにやら「ファイト〜っ」という気になるのだ。

ゲーム形式で覚える方法も楽しい。
何度も間違える単語をピックアップもしてくれる。

リストの部分では、簡単に音声が聞け、面倒がない。

単語帳を使った練習は、超人的に勤勉かよほどの動機がないと無理。
わたしは何度も挫折している。
フラッシュカードも、だめだった。

だけれど、このサイトでの単語学習は違う。
優れものだ。
生徒にも勧めて大正解。

おかげで、指導者はこれを使って、生徒に「やった?何点だった?じゃ次、ここまでやろう」と、尻を叩き、ペースを作り、習慣付ける、というやりがいある仕事ができる。

一回一回は短いオンライン授業だが、動機付け、習慣付けには役立てると期待しているが、どうだろう?

嬉しい感想を頂いた。

動機づけという点では、ありがたいことにオンライン授業が本当に役立っていると思います。
授業の際、母親が不在のことが多いので、先生との約束の時間を守っているか毎回冷や冷やしていますが・・・。
先生とスカイプで対面することで、口の重くなった高校生男子でもしゃべらざる負えませんから。
脇で見ていると、もっとはっきり先生に答えたらいいのにとか、もっと笑顔を見せたらなど親としては気になってしまいます。
ただ、子どもなりにオンライン授業を通して高校の授業とは違う学び方が役に立っていることを実感しているようです。
読解の文章も難解だと嫌気がさすと思いますが、分からない単語があっても読み進められるボリュームだと思います。
時間的には今のところ30~40分で集中するのがちょうど良いと思っています。

One-to-oneのオンライン授業、居眠りもせずどうにか集中してくれるのが素晴らしい。
短いレッスンでも、定期的に続けて習慣になったら、語学学習の強い見方になるはず。
わたし自身、手探りで結局、遠回りして学んだ英語。
それを踏まえて、より効果的に英語力をつける道に、後進の生徒たちを導けたら本望だ。
この調子で、オンラインクラス、続けてみたい。

・宿題にしているオンライン上の語彙学習について。
毎回、自習して小テストをした上で授業に臨ませている。
小テストの出来を尋ね、80%以上でよしとしている。
口頭でも、4~5語尋ね定着度をチェック。
それから次回の学習範囲を確認。
語彙の説明、授業は英語。

・教材は、北米で使われているワークブックの「Test Prep(標準考査準備用)」。毎回、1〜2問。

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