大人クラスのマダムたちも上達中!〜キッズブックス英語スクール

月に2回程度、子どもが幼稚園や小学校に行っている時間にマダムたちが、絵本で英語を勉強中(大人英語セミナー)。
二年目に入って、つくづくいいクラスだなあと思う。
姿勢と発声を少し練習したあと、日常のことやトピックについて英語で会話。
日常的な言い回しの練習。
そして、解釈の終わっている絵本を一冊、前に立ってひとりひとり朗読。
これで、プレゼン力や、読み聞かせのコツを学ぶ。
それから、もう一冊、読解・解釈が途中の絵本を、英語で疑問を呈しながらディスカッションを通して読み進める。
これで90分。

いま、朗読を仕上げているのが『A Color of His Own』。
A Color of His Own
素直で作らない、気持ちのいい朗読に仕上がりつつある。
うまく、かっこよくという自意識に引っ張られたものではない。
聞かせよう、面白がらせようと制御された先生方とは違う「他意識」な読み方で、とても新鮮だ。

もう一冊、解釈を進めているのが『Corduroy』。
Corduroy [With CD] (Puffin Storytime)
語彙や構文も、そこそこ難しいものが使われている。
ページごとに、英語で疑問を出し合うことで、理解を深める。
英語圏での英語の勉強的な進め方。
使う英語の密度が濃い。

二作とも古典・名作で、絵自体に味があるのもいい。
ページをめくるたびに喜びもあり、「勉強」で息が詰まることもない。

こんな方法で、英語を続けるのも悪くないなと思う。
こうして、リードアラウドの目指すfluent readingができてくる。
子どもの指導とは別に、大人に英語の勉強を継続させ力をつけさせるための、ひとつの道しるべかもしれないと思う。
今夏は、カルチャーセンターで、この方法を紹介してみる……。

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