リードアラウド認定講座(ワークショップ)第2回予習は進んでいますか?

もう4月に入って1週間もたったのに、『Shh!We Have a Plan』を一度も開いていないなんてことはないだろう。9780763672935
が、予習の大切さをまた強調しておきたい。

上手になる階段は、予習どきから始まっている。
ワークショップ出席してすわっているだけで、ベルトコンベア式に誰もがうまくなるわけではないのである。

ワークショップは、いろんなショックを受ける場。
仲間の解釈を聞いて、こういう読み方もあったのか。
このあいだは、そんなでもなかったのに、凄く読みが深くなった仲間を知る。
頭の中では表現しているつもりの自分の表現が、伝わらなかった。録音を聞いたら、ぜんぜんそういう読みでなかった。

などなど。

ショックを受けることはとても大切で、それだけでもワークショップは価値がある。

でも、ショックを受けるだけでは、芸は上達しない。
そのときのショックを糧に、自習に励むこと。

ある程度、力がついてくると、そこそこの自習でそこそこ出来てしまうこともある。
そう感じたら、自分に喝を入れる。
各自のレベルに応じた目標を掲げよう。

今回の課題書なら、上級者は4人のキャラを演じてみる。
録音して、だれがだれか、聞き分けられるか?

初級者なら、空間を感じる読み方。
野外が舞台なのだから、そのつもりの声で。
「型」にはめて読んでいないか。
よく自分の朗読を聞いてみる。

中級者なら、声の強弱。
みんなに聞こえる「囁き声」を工夫してみる。
そしてキャラの分化の工夫だ。

さあさ、みなさん。
復習の『Bear and Hare Go Fishing』も、お忘れなく。
これが仕上げ。
全員の前で読める仕上げにして来て欲しい。

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