2016年度からの英検が変わるという。
これまで、小学生や幼児という英語の初歩の段階での「資格」に意味はあるのかも、疑問だった。
また、資格試験の準備が目的になって、英語の楽しさを殺しはしないかという懸念もあった。
その英検が、「合格」「不合格」の通知だけでなく、技能別の得点が見えるようになる。
また時流に合わせ、英語力の国際基準やTOEFLなど国際標準テストの評価に換算できるようになったようだ。(英検プレスリリース)
指導者として、指導の指標として定期的に見たいのが、技能別の得点だ。
また、その得点が国際基準に換算できれば、目標も国際的に通用する英語にと設定しやすい。
注意したいのは、英検に合格することを第一の目標にしないこと。
生徒にとっては、英語力の伸びをみる指標、客観評価の指標のひとつに、
そして指導者にとっては、自分たちの指導を客観評価する指標のひとつにするのは有効だろう。