リードアラウド発表会2015.3~キッズブックス英語スクール

スクール2014年度の締めくくり、発表会だった。

当日はあれよあれよの70分余だったが、改めて写真を見ながら振り返ってみた。

感心するのは、みんな、実際に本を読んでいること。
視線が本に行っている。

あたり前と言われればそうなのだが、小さい子の場合は「暗記」にたよっていることもあるのだが、写真で証明されているように真剣に目は文字を追っている。

自然に暗記してしまうのはとても結構なこと。
だが、文字を読む過程を特に大切にするのが、リードアラウドだ。

文字が読めるようになったのは素晴らしい進歩だ。

この点に関して、年度末に実施したアセスメントにも現れていた。
まだまだと思っていた親子クラスの5歳たちを、初めてアセスメントで評価したところ、
北米ネイティブの年長(GK)の文章を、70%くらい読めるようになっていた!

4~7歳は、読めたとしても読みが、いわゆる「棒読み」(読み下すだけ)になりがちだ。
意味を考えていない、書かれていることと実際を結びつけるのが年齢的に難しいのだろう。

その部分に上達が見られた生徒もいた。
これまでも読み下す力は抜群で、ネイティブG3程度まで読めるのだが、文の意味や解釈を考えずに読んでいた。
ところが今回、その生徒が朗読したのだが、素晴らしく表情豊かな朗読だった!

まるで朗読を、歌うように楽しんでいた。
本人は、何が変わったのか気づいていないかもしれない。
でも、あるとき、その絵本の一節を独り言のように言っているのを聞いた。
どうやら朗読の楽しさに、身体が気づいたのだろう。

リードアラウド生え抜き、という生徒がいる。
すっかり「感情を入れて読む」のが癖のようになった。
「今日は、気を入れて読んできたから」と言った日の朗読は、ほとんど完成に近いものがあり頼もしい。
発表会での発表も、そんな「基礎力」が見られるものだった。

今後の指導陣の目標は、リードアラウドに関しては、緩急のペースや強弱など「演じる」こと、プレゼンテーションするということを意識させた指導をすること。
どれだけ「お年頃」の生徒たちの、プライドや自意識を尊重しつつ指導を受け入れさせるか、腕の見せ所。

これまで、それらを尊重し過ぎて、正し足りなかった「なまり」など、少々「矯正」する必要もあるようだ。

リードアラウドで英語が身につく過程;

1. 英語を聴く
2. 英語を読み下す
3. 英語に感情を乗せる
4. 解釈に基づいた表現をする
5. プレゼンテーションとして朗読を磨く

これらが、これまでにも増して見えた発表会だった。
これからも、個々の伸びに合わせて、より効率的に、末永く、役に立つ英語経験をつけていってあげたいと思う。