『The Odd Egg』不思議なカモかも?〜神保町でリードアラウド

先週は、ブックハウス神保町で5歳前後の子どもたちとリードアラウドだった。

13:30の開始の前に、会場近所のカフェでランチ。
列に並んでいると、下方からの視線を感じた。
「ん?」
5歳くらいのお行儀のよい女の子が、ちらっちらっと、こちらを見ている。

横のおかあさんらしき人が会釈、そして「また後ほど」の挨拶で納得。
以前にリードアラウドに参加した親子で、この日も参加してくれるのであった。

こんな小さなお友だちもできる、わたしにとっても楽しみな会なのである。

さて、リードアラウド。
この日は、知っている顔が半分くらい。

本は『The Odd Egg』。
いろいろな種類のトリたちがみんな卵を孵しているのに、カモだけが卵なし。
でもどこからか卵を探し出し、温めだす。
でも、その卵が変なのである。
その変な卵、the Odd Eggとカモの話だ。

参加者のなかに、見覚えのある、超恥ずかしがりやの少年もいた。
どうしても前の席に座らない。
今日は、店のペットの大きなぬいぐるみの「クマとなら座る」というので、クマとの参加だ。

なんだ、かんだと、わたしがツッコミを入れて、子どもたちが応えたり、逆につっこんできたり。
楽しく、声もところどころで轟かせ、読み合った後に、
「ところで、クイズがあります」とわたし。

「びびび」という感じで引き締まる、終わりモードになった子どもたち。

The odd eggからある動物が孵って、カモのことを「Mama」と呼んで、めでたしめでたしとなるのが最終ページ。
「この子が言っていることは、あっている?mamaで、いいの?」
ーこれがクイズ。

「えーー?」
と会場が少々どよめく。

「ママなんだから、mamaって呼んでいい」
そう思っていたのだから、子どもたちはちょいと混乱する。

しばらくして、「ヒント!」とせがむ声。
考えている証か。
しめしめ、と思うわたし。

ネタバレするので、答えは書かないが、子どもから正解は出た。
英語の基礎知識で導く正解で、ちょっと子どもからの答えとしては優等生すぎ。

ひとつ期待したのは、絵から導く答え。
博物学的にわかる子がいるかな、ということ。

このカモ、おそらくマガモだが、その実際のカモを池などで見て親しんでいたら、わかりそうなことだったが、残念。
動物とのふれあいが、今の日本の都市生活では不足気味かもしれない。

わたしにとっては、子どもと交流する貴重な機会でもあるリードアラウド。
学ぶことが多いが、さてさて、子どもたちも何かを得てくれただろうか。

◎次回のブックハウス神保町でのリードアラウド/リーダーズ・シアター
「リーダーズシアター」3月15日。
Not a Box』で。
出演は、石井れいこ先生と三浦ヒロコ先生。