第1回シアターゲーム・ワークショップ報告

遅ればせながら、2014年11月22日に開催したシアターゲーム・ワークショップの報告を。

参加者10名と、想定人数にほぼ合致した。
滑らかに、楽しく進められた。
参加者のみなさんから、以下のような感想も頂いて、ひとまずほっ。

「先日のワークショップとても参考になりました。
翌週、大人のクラスと小学校高学年のクラスで試しましたが、とても盛り上がりました。
声を出す練習として最適です。ありがとうございました」(Nさん)

ワークショップでは、数あるシアターゲームの中から、英語の先生に利用しやすいものを厳選。
12のゲームに参加してもらった。

しょっぱなは、緊張を解き、仲間の名前を覚えるゲーム。
今回、参加者の緊張の解くことにも、即効力があった。
あっと言う間に、和気あいあい。

例えば、声が小さい子どもたちにぴったりな「Energy 1 to 10」ゲーム。
小さい声から徐々に大きくしながら、数を順に言っていく。
Warming upとしても大活躍。
参加者の声が、会場に轟いた。

ワークショップ中に、みなさんも気付いたようだったが、ゲームをやるのは楽しい。
ときには、ゲラゲラ大笑いも。
クラスに笑いを起こすことは、なかなか演出でできるものではない。
シアターゲームでは、自然に笑いが巻き起こる。

ぼちぼち英語がわかりだした子どもたちとやってみたいのは、キャラクターゲームのいくつか。
シチュエーションを作って会話をするようなゲームだ。
役になり切って台詞を言ったり、英会話の同じフレーズを言う。
役を変えることで飽きさせずに、同じフレーズを何度も練習させることができるので、重宝する。

今回の参加者全員が、英語の指導者や経験者。
英語フレーズがどんどん出て来て申し分なし。
だから、キャラ造形に集中できる。
キャラクターの出来上がりを見るのが傑作。
普段だったら、絶対やらないことを大人が大真面目にやる。
これを子どもたちに見せるだけでも、クラスが盛り上がるはず。

3時間があっと言う間だった…。
もっとひとつのゲームで遊びたいという気持ちを抑え、どうにか12種を紹介できた。
道具も準備もなく手ぶらで始められ、効果がすぐに出ることを、実感してもらえただろう。
できれば、ぜひ指導者として、一度、子どもたちに(大人たちにも)やらせてみよう。
一度やると、身体に染み付いて自分のものになる。

2015年度も、一度は、シアターゲームだけのワークショップを開催する予定。
また、指導者向け絵本リードアラウド・ワークショップでも、テキスト絵本用にアレンジしたシアターゲームを紹介するつもりだ。
詳細が決まり次第、キッズブックスWebサイトNEWSLETTERで告知します。

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