けろっとnothingとsomethingを表現豊かに読み分けた小1たちにポカンとする

『More』という本がある。
More

以前にもちょっと書いたが、本書はmagpie(カササギ)というガラクタ集めをする習性のある鳥が、何もないところから際限なくガラクタを集めてしまうという話。

この日の小学1年生にとっては、1ヶ月ぶりの本だ。

さあ、読もう。
みんなでリードアラウドを始めた…

「nothing」(全員でしょんぼり)
そして、「something」(あった!全員でうれしいという空気)。

絵だけの場面では「hummm」(台詞なしで進む場面を彷彿させる絶妙な間)。
そして、「空気を読んでいるんだよ」と誰かさんの声。

先月、それらを教えた本人(わたし)が、驚きとともに聞き惚れる表現だった…。

なんにも、注意したり手伝ったりするところのない、ほぼperfectのリードアラウド。
全員が披露してくれた。

このperfectな「nothing」と「something」のニュアンスある読み方には、ちょっとした指導のコツがあった。

「な〜んにもない(nothing)」と「あった!(something)」と、それぞれ日本語で気持ちを、それらしく言う練習をさせたのだ。
そのあとで、日本語に乗せるように、それぞれ英語を読む。
すると、あら不思議。
気持ちが言葉に乗り移るのだ。

リードアラウドの指導者として、こうあって欲しいと願って指導しているのだが、この日のように、指導通り、それも楽々と読んでくれると、ちょっと、あっけにとられたように「ぽかん」としてしまう。

嬉しい驚き。
しみじみと幸せを感じた日だった。