『My Many Colored Days』は、朗読力養成に「鉄板教則本」かも知れない。
一度で終わらせるには、もったいな過ぎる。
いつもより、復習に比重をかけたいと思う。
ということで、第3回の復習すべきポイントを挙げる。
●朗読
1. 色ごとの声のvariables確認
高低(明暗)、緩急。
色が変わるとともに、variablesを変えることで声を変える。
2. ぼんやり声を変えない。出だしから100%、低いなら低く、高いなら高く始める
3. 擬音語、howlやgrowlなどだが、それらの言葉が作られる元になっている実際の音を出すつもりで発音する。
音を確認する。
4. 一人称で語られているので、その「ぼく」のプロファイルをしっかり肉付けし、その子になって読む。
●指導
色別にページが進むが、各色を同じ時間(例えば6分ずつなど)で指導しない。
4色くらいゆっくり指導したあとは、メリハリをつけるために、残りの色全部を俯瞰的に見せ、さらっと先の展開を見せる。
指導のパターン化は飽きさせる。
まとめて捉えさせる時間を設けることで、頭を切り替えさせる。
指導者としては、そこで、てきぱき、大まかに、特に面白そうなところをかいつまみ、興味を繋ぐ。
要点は、以上。
朗読力をつけたいひとは、特に、この本を使って練習すると全般的な練習になる。