『My Many Colored Days』の朗読で力試し〜リードアラウド・ワークショップ

ゴールデンウィークが始まった。
それとともに、次回のワークショップの予習を始めて欲しい。
My Many Colored Days
Dr. Seuss作だが、彼のユーモアよりも詩心が前面に出た1冊。

朗読する声に、色とそれが表す感情を感じさせるように練習する。

まず、色をイメージして、声に載せる練習。
登場する色それぞれの声を工夫する。

上手く載るようになるまでは、色の名前を読むだけでもいい。
いっぺんに頑張って、全部が上っ面になってしまわないように。

声のpitch(高低), 読むrate(速さ)などvocal variablesを吟味して。

色の次は、気持ちなどを表す形容詞だ。
brown, purple, blackのシーンの形容詞は特に難しい。

個々のシーンがそこそこ出来るようになったら、今度はページとページのつなぎ。

どの位、間を空けるのか、空けないのか。
そしてシーンが移って雰囲気をすっぱり変える練習。
ずるずる引きずらない。
前回のpitchの練習も、こういう場で役立つ。

間を偶然にまかせず、自分でコントロールする。
それをできるようにするのは、練習の量だろう。

朗読、リードアラウドを始めて日が浅いひとは、まずは愚直に何度も読んでみよう。
毎日1回は読むつもりで。

同時に声を響かせることを意識するのも、忘れないこと。

手本を読み聞かせ「どういう気持ちだと思う?」と子どもに尋ねたときに、子どもを困らせないような朗読力をつけよう。
(どういう気持ちか、分からないような読み方の場合が往々にしてある)。

『Yo! Yes?』の復習もよろしく!
ひとり二役で、みなさんにやっていただくのを楽しみにしています。

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