指導者向けの本年度のワークショップ、いくつか新しい試みがある。
そのひとつ、exercises。
これまでも、発声と滑舌練習と本に即して練習を挟んできたが、以下のような練習を取り出してやって行こうと思う。
たとえば、
・「yes」という言葉を8通りの気持ちで、読み分ける。
・1文を、高音、中音、低音を駆使して広い声域で読む。
・擬声音を、実際の動作付きと、動作を暗示するニュアンスだけでと、二通りに読む。
・1文を8つの与えられたキャラクターで読む。
などなど。
これらが少しでも出来るようになったり、少なくともそうしようとするだけでも、その人が読む英語絵本は、子どもたちに親しみやすいものになるはずなのだ。
ワークショップの入門参加者なら、まずは「子どもにどう読んだらいいのか」という知識を学んで、「リードアラウド実践」のスタートラインにつこう。
そしてベテラン、セミベテランは、頭でわかったことを自分の体で再現出来るように精進する。
「これじゃダメ」「これでイイ」という判断を、ほかの参加者などに客観的にしてもらえる場でもある。
どこをどうすれば、絵本の読み方・教え方がより立体的になり、英語非母語者の子どもにわかりやすく、楽しくなるか。
その方法を伝える方法が、よりはっきり見えてきた。
本年度のワークショップ、腕がなります。
●全参加を前提とした積み上げ式カリキュラムですが、毎回課題書1冊と課題exercisesが独立してもいるので、気になる回・参加できる回だけの「つまみ食い」も出来ない相談ではありません。
「つまみ食い」希望は、ご相談下さい。