「語学を習得する年齢には、上限がある」のは定説だが、それが何歳かは、まだ仮説だ。
キッズブックス英語スクールで、今期4歳から13歳までが学んだ。
ここでの指導とこれまでの経験を合わせても、少なくとも4~13歳は、まだまだ伸びているのが実感できる。
英語教育学者の間では、「16歳限界説」がある。
「ほとんどネイティブ」の発音になるかどうかの限界だが、16歳までに学べば可能と考える説。
もうひとつ「19歳限界説」もあって、わたしはこちらかなと思う。
限界が何歳にしろ、少なくともスクール生は、まだまだぐんぐん伸び上達している。
先日は、雪のおかげで潰れた授業を、スカイプ(インターネット電話)で補講することにした。
小学5年生。
25分間だが、集中するので達成感がある。
手応えを感じながら終了。
ふうっと息をついたあと、感慨が押し寄せてきた。
いやー、上手くなったもんだ…。
それに、スポンジのような吸収力!
「こんな感じに読める?」と言うと、すぐにその「感じ」で返してよこす。
英語の反射神経とでもいうのか。
英語のただの読み下しは、もう「卒業」だ。
語彙も増えたところで、もう一歩二歩踏み込んだ表現を教える段階だ。
新年度、腕が鳴る…。