これって「反転授業」かも〜小学校でリードアラウド

すぐに幸せを感じるおめでたい人間らしく、「うーむ、いい授業だった」とまたまた嬉しく思ったのは、先日の私立小学校での2年生、13人でのリードアラウド。Pouch!

「いい授業」の理由はいろいろある。
そのひとつが、「24時間以内に、今日読んだ(リードアラウドした)本を誰かに読んであげる」というリードアラウドの4つ目の約束が守られているという、この学校の風土のおかげだ。

ひとたび生徒が家庭に本をもって帰ると、「24時間以内」どころでなく、次回のセッションまでの約1ヶ月間に何度となく読んでいるらしいのだ。

小学3年生くらいまで、家庭学習は自主性だけではなかなか実行されない。
家族の働きかけがあってこそのことなのは、言うまでもない。

家庭で「読み下し」までをこなしてくる子どもたち。
YouTubeなどで音源を探して、それを聞いてくる子どももいる。

こうなると、リードアラウドの指導者は、もっともそれらしい指導、表現指導を授業で思いっきりできる。

これって、近頃教育界で話題の「反転授業(flip teaching)」?

つまり、自宅でビデオ授業などを視聴して予習し、教室では講義は行わず、従来は宿題とされていた課題について、指導者が個々の生徒に合わせた指導を与えたり、生徒が他の生徒と恊働しながら取り組む形態の授業。

宿題と授業でやることが入れ代わった授業のことらしい。
言い換えれば、基本を宿題で、応用を授業でやる。

みんなの表現を「あーでもない、こーでもない」とディスカッションしたり、グループで発表したりするリードアラウド。
反転授業を、先取りをしているかも?!

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