表現するって楽しい!〜リードアラウドのクラスから

私立小学校2年生、3学期は13人がリードアラウドのクラスを受講している。

先日は『David Gets in Trouble』の復習と、
David Gets in Trouble
『Snow』
Snow  [With CD] をリードアラウドしたが、いつもにも増して、表現を楽しむ時間になった。

抽選で決めるクラスなので、まったく偶然の賜物なのだが、「ノリ」が特にいいクラスができることがある。
今学期の2年生がそれだ。

まずは、Davidが連発する「言い訳」、たとえば「I didn’t meant to」などを、挙手で読ませると…

でるわ、でるわ、いろいろなニュアンスの読み方が。
本気ですまなそうに言っている感じ、ふざけた感じ、硬い感じ…。
そのひとつひとつの感じの違いを、みんなで聞き取って笑ったり、感心したりする。

自由に表現していいんだとわかると、挙手も増え、ますます場が面白くなる。

一番多くの生徒が読みたがったのが、なぜか「Excuse me!」。
ウケ狙いの子は、はちゃめちゃにやったり、本気でDavidを演じるように読む子がいたり、紳士然と読んでみたり、かなりの盛り上がりよう。

ところで、「こういう時間は、いったい何のためになるのか?」ーと思うかもしれない。
これまであちこちで書いてきたことと重複するところも多いが、その疑問に答えてみたい。

答え:
1.楽しむ
(楽しんでいる時の記憶は強く残る)
(英語にいいイメージが重なり、好きになる)

2.コミュニケーション上手になる
(伝えたい気持ちが現れた言い方は、伝わりやすい)
(気持ちが相手に分かりやすく、チャーミング)

3.自分の心と英語が一致する
(英語が自分の体の一部になる、その感覚を知る)

4.文脈の中で文、句、単語が捉えられる
(ある言い回しのTPOがわかる)

5.英文をよく読めるようになる
(英文の読み下しが楽になる)

6.記憶に深く刻まれる
(表現を変えて何度も言うので覚えてしまう)

7.発音、抑揚など通じやすい自然なものになる

などなど。

こんな私立小学校での指導方法を、私塾(キッズブックス英語スクール)でも続けて行きたい。

本スクールの新年度は、
英語初めて組の他に、
リードアラウドを劇のスタイルでやって、表現力を磨きながら英語力をぐんぐんつける
英語初級〜中級の小学生・中学生、大募集。

表現大好き、または「表現するってどういうこと」と興味を持つみなさん、welcome!

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