あっ、と気がつくと11月のワークショップまで1週間ちょっとしかない!
ふ、ふくしゅう。
『Can I Play Too?』、ひとり3役のはっきり聞き分けられる声を確立すること。
心配な場合は、別の役の声を出す前に一瞬、間を空ける。
それだけでも連続が切られて、別の人の会話になる予感を聴衆に与えることができるので。
別人の声を出すときは、その「別人」のキャラクターにあった姿勢を作ると出しやすい。
読むときの姿勢。
全身を何かに写しながら確認すること。
まっすぐ立っているつもりが、前かがみになっていないだろうか、チェック。
声。
頭のてっぺんから出すつもりで、頭蓋骨を響かせる意識を持つ。
早口練習。
みんなを驚かせるくらい早く。
さて、次は予習。
『A Color of His Own』
声は、3種。
主人公の無垢なカメレオン声は、これまでたびたび学んだ幼児の純粋な声などがよろしいかと。
仲間のちょっと年長、ちょっと利口なカメレオン。
お兄ちゃんらしく。
難関はナレーション。
べたべたに甘いのは、ご勘弁を。
大人も交じる聴衆を意識した声、口調で。
淡々に近いが、優しい感情が伝わる語り口。
「格好つけ」「お澄まし」「高飛車」に聞こえないか自己診断する。
練習方法、いろいろあるが、わたしの方法を紹介する。
まずはただ読む。
毎日、ただ読む。
物語に心が動いてきたら、その動きにまかせてみる。
録音する。
心の動きがあったのに、声に表れていないところ(平坦なところ)を聞き分ける。
その部分をなくすつもりで、再度録音。
最終的にどこをとっても、感情がわかるようになったら出来上がり。
以上、追加もありそうだが、今日のところはこのくらいで。
11月のワークショップが、またまた楽しみ!