リードアラウドの4つある約束で、たいてい一番最初に教えるのは、
「読んでいる文字を指でなぞる」という約束だ。
これは、英語が母語でない子ども用の、補助的やり方だと思っているひともいるかもしれない。
だが、れっきとした英語圏でのreading入門期の、readingの学び方のひとつだ。
英語圏の子どもたちが、そのfinger-point readingまたはvoice-to-matchをどうやっているか、様子が分かるちょうどいい映像がみつかった。
出版社によるTrailer(新刊の予告編)から
本も面白そうだが、子どもたちが読んでいる場面に注目!
ちゃんと、指でなぞりながら、読んでいる。
リードアラウドでは、割とうるさく(耳にたこができるほど)言う約束だ。
「なんで?」に対する答えは、これ。
「読んでいる文字を指でなぞる」と、readingの学習効果があることは、わたしが教師としての経験だけで言っているのではなく、英語圏でのreading指導研究で客観的に確認され定説になっているからである。