ノーベル賞受賞者と子どもの学び

朝刊に、ノーベル賞受賞者の下村脩さん(クラゲから緑色蛍光タンパク質発見)と、益川敏英さん(素粒子理論)の対談や公演から「まなぶ」ことについての記事が載っていた。

ここらか、「そうだよね!!!」と思ったところを抜き書きする。
わたしなんぞの意見などより、数万倍の力があるノーベル賞受賞者の言葉だ。

益川「英語は少なくとも読めなきゃ絶対だめです。科学的な情報は今や英語で入ってくる。それを人にやってもらっていたら話にならない。今は自国語なまりでしゃべってもおかしな顔をされない。」

「『勉強』という言葉がよくないんですね。英語のスタディーは、語源では『知る楽しみ』という意味もあります。」
(インタビュアーで科学者の中村桂子さんが「教育というのは勉強させるのではなく、知ることを楽しむように引っ張るのが大事ですね。」と応えている)

中村さんのまとめには、こうあった。
「小さいときに自然に接することがとても大事と思う。人工の世界はどんなにすばらしくても私たちの考えた世界。下村先生も益川先生も、見つけたのは自然のなかの新しいこと。どこから学ぶかといえば、すべて自然からですね」。

まとめのまとめ
●「英語は少なくとも読めなきゃ絶対だめ」
(大島の補足:読める量を増やし、理解も速く)

●「どこから学ぶかといえば、すべて自然から」
(大島の補足:直接、科学に進まなくても、自然は人間として必要な知恵の宝庫。語学と同じで、若いうちに接すると効き目が大)

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