Secrets of Storytime:10のヒント

米国の図書館で40年間「Storytime」を続けると同時に、新米の図書館司書にその研修を指導してきたベテラン司書。
その引退前に、後進に公開したStorytimeの10の秘訣とは。
(School Library Journalより)

リードアラウドとして実践し、指導者研修で伝えようとしていることと、まるまる重なるのにびっくり。

1. Storytime中に、子どもと一緒にいる大人に向けてコメントをはさむ。
→「多くの大人は、そのときに子どもに読んでいる本について知識を欲しがっている」。
コメントは、家族ぐるみの本への興味を喚起し、教育的にも役に立つ。

2. Storytime中に、積極的に大人も参加させる

3. 大人を参加させるために、読み合うところを掲示したり配布物として渡す
→リードアラウドの「レジュメ」!

4. そのStorytimeでどうふるまえばよいのか、子どもと大人に明確にする
→リードアラウドの4つの約束!

5. 参加者を温かく迎え、その場を気持ちよいものにする
→開始少し前に会場に出て、参加者と会話を交わすと、雰囲気は大違いになる

6. ときには、詩やノンフィクションの本も使う
→ノンフィクションは特に「宝」の宝庫。

7. 他にも沢山、楽しい本があることを参加者に紹介する

8. 特に、その日読む本に関係する物を、少しまとめて目につきやすいところに置く

9. Storytimeの技術を磨く研修を続ける
→!!!

10. Storytimeは、not a performance。話し手と参加者間の、双方向的やりとり(an interactive experience)。
→研修に参加した司書たちが、一番印象に残ったこととして挙げる項目。
リードアラウドでは、次々発問して子どもの発言を促す。

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