AそしてB 、 Cちゃんとよい日を迎えた〜リードアラウド英語スクール

先日のスクール、新学期になってから調子の出ないAちゃんとの久しぶりのクラス

お母さんとの面談も予定されていた。

頑張りやで誇り高いAちゃん、せっかくのやる気と高い能力が、ちょっとしたきっかけで負の方向に行ってしまう。

前回がそういう負の日だったので、この日は前回を取り戻すような、よい学びの機会になって欲しいと、わたしもR先生も祈るような気持ちだった。

そして…
バンザイ!
授業に集中したうえ、楽しそうな笑顔をみせた。
90分のクラスが終わっても、「助手」として残って次の授業まで手伝ってくれた。

登校したときは心配そうだったり、済まなそうだったお母さん。
とてもいい笑顔で帰路についた。

お母さんへのメールを通じて伝えた指導陣の気持ちが、ちょっとはAちゃんの心の琴線に触れたか。

こちらにも笑みが浮かぶ。

実は、この日、嬉しかったのはこれだけではなかった。
仮に教育の神様みたいなものがいるとしたら、この日はわたしとR先生にご褒美をやることにしたらしい。

BちゃんとCちゃんのいる親子クラス70分が、とてもいい時間になったのだ。

リードアラウドする本と、英語の基礎学習(現在は、英語大文字の認知、音素、発音の簡単な規則など)を関連づけ、遊びにまぶして学ばせ、英語好き・本好きにするのが目標。

だが、本と学習が繋がらないばらばらのものになったり、学習のない遊びや、遊びのない学習になったり、相手が幼いこともあって思うように進まなかったり、いつも満足ゆくものになるとは限らない。

ああ、それが!
この日は、5歳のCちゃんを迎えてから初めて、「すれすれセーフ」だが、すべての要素をほぼクリア!

最後の10分、限界に近づいた4歳のBちゃんが、とうとう教室を歩き出した。
そこまでうまく行っていたので、ここでどう導くか。

このとき、聞こえてきたBちゃんの声にはっとする。

WALK、WALK。
なんとBちゃん、英語で言いながら歩いていたのである。

よし!
そこで、即座に「Simon Says」ゲームのSimon says抜き、動作を指示してそれに従うゲーム(もどき)を始めた。

その日は授業にだいぶ「動き」を入れたつもりだったが、70分は4、5歳には長い。
最後の10分は、「このくらい動かなきゃ」とBちゃんに教えられた。

そうして、教室中をみんなで
walk, run, jump, hop…
なんでもござれの、運動会となった。

新入生Cちゃんも、跳んだり、跳ねたり、そしてそのたびに、
hop hop、jump jumpなどと繰り返し言う。

これ、多くは『Hop on Pop』からの語彙なのである。

ヤホー、本の語彙がこの子たちの体にしみ始めたぞ!

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