3歳児と絵本で「TF quiz」〜キッズブックス英語スクール

日本で「○×テスト」と呼ばれることもある二者択一問題を、英語圏の学校では「TF quiz」と呼ぶ。
Tはtrue(○)、Fはfalse(×)のことだ。

スクールに通いはじめて半年が過ぎ、ちょっと体も大きくなった3歳児と、このTFクイズをやってみた。
題材は、入学したての頃に一度読んだけど、なかなか食いついてくれなかった絵本『Lemons Are Not Red』。

スクールでは、1年で20冊以上の絵本を読んでいく。
生徒それぞれに好みがあるので、中には一緒に読んだあとで「アンコール」されないものも出てくる。
そんな絵本でも、時間を経るとまた違った面白さを発見してもらえることがある。

今回の『Lemons Are Not Red』は、タイトルから想像できるとおり、ものの色がテーマの絵本だ。
例えば、赤いレモンの絵が出てきて「Lemons are not RED」、次のページで黄色いレモンが見えて「Lemons are YELLOW」といった具合だ。
これを使って、正しいか間違っているか、TとFどちらかのカードを出して答えるというクイズ形式にした。

Lemons are red.
とわたし。
くりくり目を動かす3歳。
考えている、考えている。

なんだか、脳の動きが透けて見えるよう。
だんだん「わけ」が分かってきて、そして……。
「ブ、ブー」とブザー音をまねながら、Fの札を出した!

ちょっとした、ためらいや迷いも透けて見えるような飾りのない表情。
幼児のかわいらしさだなあと思いつつ、その知恵のつき方の速さに驚愕。
脳の細胞分裂が見えた、と錯覚する瞬間だ。

Apples are red.
「ピンポーン」と高らかに正解のチャイム音をまねながら、Tの札を出す。

Reindeer are white.
「ブ、ブー」とF。

こりゃ、面白い。
意識させずに、あまり気が乗らなかった絵本を、まるまる1冊読み終えることができた!

「もう一回やる!」
と3歳児が言った。
しめた!
どうやら、面白かったのは大人だけじゃないらしい。

Lemons Are Not Red