歌舞伎とリードアラウド、共通点は?

新年に、久しぶりに歌舞伎をみたせいか、または中村勘三郎さんがなくなったせいか、最近、「歌舞伎」が気になる。

今朝の新聞、記者のコラムで、またはっとした。
勘三郎さんの舞台が生み出してきたものとして、「わくわく感」を挙げていた。
それは、「演劇の大事な要素」とあったが、リードアラウドの大事な要素でもある。

魅力的な演劇を実現した力は、「芸への高い使命感」と記者は書く。
「型(伝えられた演技や演出)を身につけてこその型破り。未熟な芸では、型なしだ」
と勘三郎さんは言っていたという。

そして、「本質を見極め、柔軟に考えた」。
また、「粘り強かった」。
「平成中村座」を実現させたが、25年以上前に見た紅テントが原点だ。

記者は続ける。
「(勘三郎さんの体現してきた)話は演劇にとどまらない。
基礎固め、
堅実な実践、
多様な知の集積、
柔軟な思考、
夢の持続」。

リードアラウドは、伝統もなにもなく、歌舞伎といっしょにするには恐れ多いけれど……。
それでも夢は大きく。
絵本を使って演劇の要素も英語指導法に取入れて、「わくわく感」のある学びの場を作っていきたい。

指導者として大切なことは、みんな「天才勘三郎」に学べそうだ。

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