「うちの子、本が好きかも」と思ったら……

「うちの子、本が好きかも」と思ったお父さん、お母さん。
本での「バイリンガル」、始めてみたらと、おせっかい心が起こる。

先日、書店でのリードアラウドで、2歳の「赤ちゃん」がちょこんと、お母さんに支えられて椅子に坐っていた。
手には、自分で持てないほど大きく見える
Go Away, Big Green Monster!
ハードカバーの絵本である。

小学4年生ぐらいまで混じるグループの中で、ときたまというか、しばしば、赤ちゃん声の英語が聞こえる。
Go away!やら、nose! やら、発音難しそうなteeth! まで。

もちろん、本を持ってあげるなど親御さんの全面的な支えが必要だが、2歳でもみんなとリードアラウドできることを目の当たりにした。

その2歳児のお母さんに尋ねたところ、「興味を持った本の場合なら、参加できるようです」とのこと。

もちろん、「3歳児とリードアラウド」のコツと同じく、それ以上に2歳児なら60分の完全参加は目指さない。
親御さんがリラックスすることが、とても大切だ。

この「赤ちゃん」というか幼児にリードアラウドをと考える場合、あたりまえといえばあたりまえなのだが、やはり驚きは、その本が英語で書かれていることは、関係ないということだ。

ただ本というものを、文字通り「じろじろ」興味深そうに見る目が、本好きな幼児に共通している。
 「英語に興味を示す幼児」は、その存在が「?」だが、「本に興味を示す幼児」は必ずいる。

幼児なら、「英語」より「本」という切り口で、子ども自身の「好み」で自然に英語に親しませることが出来そうだと、ここ最近思う。

好きこそ物の上手なれ。

ちなみに、おすすめ本は解説付きで、ブッククラブの選書にした。
「赤ちゃん」(本をなめたり破ったりが、まだまだ心配)なら、A コース。
スクールで学んでいる3歳児は、D コースの本。
本の好みは、いろいろ。
そのときに興味がなくとも、急に興味を持つこともある。
本がある環境が、興味を繋げてくれるだろう。

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