「赤ちゃんは語学の天才」研究者が語る:TEDより

今日見たTED(新事実をかいつまんで、その分野のエキスパートが講演するシリーズ)は、「赤ちゃんは語学の天才」というタイトルのもの。
Pat Kuhlという著名な言語学者が話しているが、彼女の「head turn」(1歳未満の幼児の音や言葉に対する反応を、顔を向けるか向けないかではかる)実験は有名だ。

中でも興味深いのは、赤ちゃんがいつから「r」と「l」の音を聞き分けられなくなるかの実験。

赤ちゃんは、溢れる音を聞きながら「統計」をとっていると言う。
rからlに音が変わると、おもちゃが出てくるという実験で、
英語で話しかけられ続けた赤ちゃんは、1歳を過ぎても聞き分けられる。
しかし、日本語で話しかけられ続けた赤ちゃんは、日本語のなかにそれらふたつの音がないので、聞き分けなくなる。

「定説」になっていることも、そのもともとの研究を知っておくと、指導の時に説得力がでる。

それにしても、アメリカの研究者は、プレゼンも実にうまい。(うまい人を出演させるのか、うまくする何かがあるのか)

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