TEDという講演シリーズがある。
Technology, Entertainment and Design の頭文字をとってTED。
「Idea Worth Spreading」というのが、キャッチフレーズで、新しい技術や知見を、その開発者や発見者、技術者などが講演する。
リストから、「12歳のApp開発者」というのを見つけて、ビデオを見た。
Thomas Suarez:A 12-year-old app developer
いやー、凄い子だ。
きれいで、きっちりしていて、愛嬌とユーモアがあるうえ、12歳にして創造的な仕事をし、それを大人に分かりやすく、話してくれているのだ。
「近頃は、先生より生徒の方がこういった新しいテクノロジーのことを知っているので」と、さらっと言ったとき、会場から笑い声がわいた。
ここで、ウケたことを知った少年は、ちゃんとここで立ち止まり、会場を充分笑わせてから「I’m sorry … 」と続ける。
うまい。
台本はない。
まったく自然な口調だ。
スピードもよろしい。
会場の反応も聞いている。
口調も変化があって、あきない。
どこが大切か、抑揚でわかる。
こういうコミュニケーション上手の12歳と渡り合える、または友だちになれる12歳を日本からも送り出したいものだ。
そして、これくらいのレベルのスピーチを指導出来る指導者もいて欲しいものだ。