英語絵本の朗読ワークショップ

年間を通して、指導者向けに「リードアラウド」を伝授するワークショップを開いている。
ここでは、リードアラウドが必要とする
1.朗読力
2.指導力
この両方のコツを、連続するワークショップで力を積み上げて行くことを狙っている。

このふたつの力をつける指導者向けのワークショップとは別に、1.のみ、朗読力を学ぶワークショップを開くことにした。
忙しいひとたちのために、1回3時間30分のセッションで、絵本3冊の朗読を磨く。

使用する絵本は、これまでの経験から厳選した。
どれも、英語が母語でない日本の子どもが受け入れやすいものだ。

朗読は声の芸術だ。
一朝一夕に、完成するものではない。
それに、「完成」さえあるのか。
その頂きは高い。

しかし、よくある現状はもしかしたら、こんなでは?
1.ただの音読、つまり英語を読み上げ(解読し)ているだけ
2.「読み聞かせよう」とするあまり、本の内容やニュアンスとは関係ない、不自然な読み方をしている

読んでも、子どもが退屈したり嫌がったりするのは、こんなところに問題があるのかもしれない。

そこで、「芸術的」とまでは無理でも、少なくとも課題の3冊は、それまでとは見違えるほど魅力的な読み方ができるようになる。
そんな、即効力のあるワークショップになると思う。

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