リードアラウド元研修生、場数を踏む夏

リードアラウドのワークショップで、英語絵本というものをほぼゼロから学んだ元研修生のひとり、Mさんから嬉しいたより。

「せっかくいただいた人生、楽しむ方法を見つけたい、と思い、とりあえず夏休み中の小学校の学童クラブ(休み中は朝からやっています)で、楽しく、RA!させていただいてます。
先日は、ボランティアに来ていた中学生が、学校の授業より面白い、と言ってくれて、大喜びしました。」

こういうチャンスもあったのですね。
Mさんは、東京の公立小学校でも約1年、RA(リードアラウド)の研修をし、ときどき地元(とは言え新幹線使う距離)の書店でもRAをやっています。
「場数を踏む」ということで、夏休みの学童でRA、この手がありました。

ただ、RAは「ただ」のうちは、周囲のみなさんは歓迎一色だが、いざ、何かしらが有料になると……。
ふたたびMさんのたよりから。

「しかし、書店でのRAは、参加人数が増えない、本の売り上げも増えない、という事実が示す通り、決して満足できるものではありません。
毎回子どもたちと楽しくRAさせていただきながら、いつも、参加して下さる方々(大人も子どもも)に申し訳ないという思いが残ります。」

プロの道は険しい。
だからこそ、プロ意識を持って続ける人はさらに上達するのだろう。
RAで言えば、難易度の段階はこんな感じ。

(簡単順)
1.自分の家で、家族にする
2.自分の経営する塾でする
3.勤めている塾、幼稚園、学校でする
4.幼稚園、学校、書店でボランティアでする
5.幼稚園、学校で謝金をもらってする
6.書店でボランティアだが、客に本を購入してもらってする
7.書店で謝金をもらってする
8.大きい会場に人を集め、謝金または会費をもらってする

コメントを残す

CAPTCHA