サンデル教授の教授法体験

先日体験した生「サンデル教授の白熱教室」は、教授法として実に興味深かった。
夜7時から10時までという、わたしには睡魔が襲って来ても良さそうな時間だったにもかかわらず、そんな兆しはゼロだった。

講義をするのではなく、徹底的に聴衆に尋ねる。

当日5,000人弱の聴衆のひとりだったにもかかわらず、参加した気がしたのは、何度も二者択一の「投票」を求められたからだ。
ただ聴くのと、「どちらに賛成か」と意見を求められるのと、こんなに違うというのは驚きだった。

英語絵本の「読み聞かせ」ではない、参加型の「リードアラウド」の、極めていく方向性に繋がる……。

言いたい事がまとまらない発言や、思い込みの発言、感情的な発言、論点をはずれた発言などを、傷つけずに誘導したり、さらっと流したり、はっきりさせたり、まとめたり。
サンデル先生は、「ソクラテス式(対話式)」授業の天才だった。

(6月第2週あたりに、NHKでこの日の模様が放映されるとのこと)。