英語絵本朗読クラス、どんな指導を?

リードアラウドでは、指導法と朗読を2本だてで指南しているが、「英語絵本朗読初級」クラスは、朗読そのものの指南。

まずは、どの本を朗読するか、こちらが絵本を決めること自体が、最初の指南になる。
英語のネイティブでない聴衆に、英語絵本を朗読することを前提にしているので、選書も重要な成功の要になる。

次に、声。
親が子にベッドルームで読むのなら、声量もいらないが、今朗読を習おうというみなさんの多くは、朗読ボランティアをすることが念頭にあるので、ある程度の声量も必要だ。
そこで、声の出し方の基本を少々指南。

そして、読解。
技術よりも、大人にはまず絵本の「読解」を指南。
英語を逐語訳できることと、読解は違う。
絵本の読み方があるので、その方法で読み解いていく。

それから自分の音読を、客観的に認識。
現状の音読を聞いて、他者はどう感じるかを、指南役が指摘する。
それに基づいて、改善点、指針を示す。

これら3つの指導のうち、声にはすぐには効果が現れないが、あとのふたつは、かなり即効力がある。
最初の90分で、読みが少しでも「朗読」に近づくのが、指導するほうとしても嬉しい。

これまでの経験に照らすと、こういった指導を1年から1年半、それなりに継続的に受けて行くと、ひとつ頭が出たくらいの絵本朗読になることが多い。

次回は2月18日、難関 Goodnight Moon!

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