リードアラウド、子どもたちの感想

リードアラウドをして、子どもは何を思っているのだろう。
わたしとのリードアラウドの感想文を読む機会があった。
いくつか抜き出してみたい。

Rhyming Dust Bunnies 感想文

「ゆかいなほこりたちが いんをふんでいて(Bobをぬいて) Bobだけはみんなにきけんを知らせます。〜略〜やっぱりBobが一番すきです。四人(人?)の中では一番れいせいだからです。もちろんほこりは好きではないですけれど。
 本物のほこりがいんをふんでいたらちょっとこわいです。
 四人がそうじきにすわれていたら私はBobだけ助けてあげます。
 〜略〜このような面白い本をしょうかいしてくださったり英語のふんいきの表し方を教えてくださり、ありがとうございました。」
(驚きの、3年生感想文)

「 〜略〜『オチ』がおもしろくて、最後の部分を読むと笑ってしまい、発表する時は、読み方を少し工夫して読みました。
 声の高さが変わる場面や、そうじきの音のような、変な音をださなければいけない場面もありました。
 そのそれぞれの場面やじょうきょうにおうじて気分や声色を変えないといけないところが大変な部分でした。」
(指導者顔負けの、4年生感想文)

Madeline 感想文

「〜略〜えいごの文も多くてむずかしいです。わたしは、(むずかしいなあ。でもがんばろう。)とおもいました。〜略〜とらをからかう”Pooh-pooh”のところが、とてもおもしろかったです。〜略〜おもしろかったので
(またやりたいなー)とおもいました。」
(大人気のpooh-poohファンを代表して2年生感想文)

「(註:マドレーヌの)ほかの友だちみんなも おなかいたいふりをしたので あんまりいいことだとおもいません。」
(内容を真剣に考えてくれた2年生感想文)

Cat the Cat Who Is That 感想文
「おおきなこえで げんきにいうことが たのしかったです。〜略〜いろいろなこえを だすのが むずかしかったです」(1年生らしい感想文)

「さいごは うちゅう人で、〜略〜そのこのせりふを、ぼくは、いいたくて、いつも手をあげていました。たのしかったです。」(大人気の宇宙人のせりふファン代表の1年生感想文)

リードアラウド全般の感想文

「ドキドキしながら てをあげて こえにだして、ほんをよむと、たのしいきもちになりました」(1年生)

「先生のよみかたも はくりょくがあり、さいしょはびっくりしましたが、三回目でなれてきました。〜略〜よる、父にえほんをよんであげるのがたのしみでした。母は『パパより はつ音がいいわね。』といってくれました。」(1年生)

「リードアラウドには、やくそくが4つあります。その中で、わたしが(よかった。)と思ったやくそくが1つあります。それは、『ムニャムニャでもいい。』です。」(2年生)

「先生の〜略〜アクセントが、びみょうにみんなとちがっていたので、おもしろかったです。〜あんまりえいごが読めなくても、楽しく、べん強ができるので〜略〜リードアラウドが大好きです。」(ニュアンスを聴きわけた2年生)

「えいごの時間と(註:リードアラウドの時間が)ちがうことは、〜略〜リードアラウドの時は、何どもくりかえしをして読むところです。私は、えい語が上手になるまでリードアラウドをつづけたいです。」(1年でリードアラウドを初めてやって、上達を自覚した2年生)

「〜略〜むずかしいけど、みんなとよむと なんとなく わくわくしました。」(2年生)

「1年生の本は、元気よく読む本が多くて、2年生はビックリする本、3年生は感じを出して読む本が多かったです。」(さすがの分析、3年生)

「発表会が終わっても家で、母と何回も読みました。それは、英語の本を読むのが楽しくなってきたからです。2年生、3年生、4年生の3年間の(註:リードアラウドした)本を、全部読みました。
(このリードアラウドを体験しなかったら、こうやって楽しく母と読めないな)と感じました。」(リードアラウド指導者冥利につきる感想! 4年生)

(ああ、教えてきてほんとによかったな〜)とわたしは感じました。(リードアラウド指導者Oの感想)

ありがとう、みなさん。

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