「オレ、臭いぜ!」I Stink! という絵本で

まあ、日本広しと言えども、英語がネイティブ言語でない5~8歳児に、I Stink!を英語のレッスンに使っているスクールはないだろうなあ。

絵本で英語を総合的に学ぶスクール、というのも珍しい。
このクラスは親子参加が原則で、クラスが小さいこともあるが、先生対生徒の割合が、1:1.5~2.0と、ハーバード大学よりも凄い!

きっと普通の教室では、アルファベットを新学期開始頃にやるのだろう。
だが、わがクラスは、英語の言葉に自然に慣れてきたこの頃に、I Stink! で確認のようにやってみる。

I Stink! は、ニューヨーク市のゴミ収集車が主人公の絵本だ。
「オレのこと、臭い!と言ったのはだれだ?確かに、オレは臭いぜ。だけど、オレがどんなに大切な仕事をしているのか教えてあげようか?」
と、タフそうなゴミ収集車が息巻く。

その本のなかの、ゴミの紹介がアルファベット順に並んでいる。
そこで、アルファベットのおさらい。

AはApple cores、だれかが食べたリンゴの残り、芯だ。
Pに至っては、Puppy poo、「子犬のウンチ」。

ここに登場するゴミ系の言葉は、日常的なのに日本の高校卒業までにほとんど学ばず、それでいて英語で生活するとすぐに耳にする言葉だ。
子どもとキャッキャッ笑いながら、ゴミ箱の中に入っていそうなものの形容詞と名詞を学ぶ。
指導者も楽しんでいるのも、わがスクールの特徴だ。

コメントを残す

CAPTCHA