PippiとDragon Tattoo Girl

スェーデンの作家、Stieg Larssonが書いた世界的ベストセラー3部作の1部The Girl with the Dragon Tattooが、2度目の映画化され話題だ。今度は、『007』っぽくエンタテーメント性が高いハリウッド版。監督はDavid Fincher、主演男優も元ボンドDaniel Craig(主演女優Rooney Maraはso real!)。

分厚い原作(3部作)を最初に読もうとしたのは、何と言っても作者が、「Grown-up Pippiをイメージして、ヒロインDragon tattoo girl, Lisbethの原型にした」と書いていたのを読んだから。
Pippiとは、もちろんスウェーデンの国民的児童小説のヒロイン。

現代のストックホルムに住んでいる「Pippi」ことLisbethは、天才ハッカーで恐らく「アスペルガー症候群」(2,3部で明らかになる)。不特定多数の他人とのコミュニケーションに障害があるが、写真的記憶力と資料収集力があって、調査会社で調査員のアルバイトで暮らしている。

ふむふむ、ピッピも考えようによっては、普通の人とのコミュニケーションが下手かもしれない。
でも、ピッピも、リスベスも媚びない自立した生き方が潔い。
とても好きなキャラクターで、わたしの頭の片隅にいつも「住んで」いて、記憶が混濁すると、どこかで実際に会った人のように錯覚するくらいリアルな印象を持つ。

Pippi、しばらく読んでいないので、久しぶりに読み返そう……。

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