年忘れリードアラウド発表会

今年度の指導者向けリードアラウド・ワークショップ2011の締めは、お楽しみ発表会。
発表会を入れて10回のワークショップ、絵本を9冊学んだ。
その中から、各自が読みたいものを選び、ひとりで読む・朗読劇形式で複数人で読む・途中「模擬授業」と称した余興・同じ本(Merry Christmas, Big Hungry Bear!)を十人十色の脚色で競演、という構成。

ピアノの発表会にしろ、日舞などにしろ、発表会は自己満足や「家族満足」でありがち。
他人の聴衆としては、あまり楽しめるものではないが、そこをちょっと工夫し、聴衆も楽しめるようプログラムを考えた。

ちょっとだけの「先輩」としては、驚きの連続!
全員この日が最高の出来だったのだ。
それまでのいくつかあった課題を、けろっと乗り越えた人もいる。
それぞれ忙しい日々に、どれほど練習を積んだのか。
練習も回数だけではなく、質がいいものだったのだろう。
敬意を表したい。

じっと聴いていると……
言葉ひとつひとつにイメージが浮かぶ。
言葉がより立体的になった。
声に艶がでた。
わくわくさせる間やリズムがある。
まるで浅田真央選手にとっての「3回転トリプルジャンプ」のような、果敢な挑戦をした人もいる。

そんなみんなの朗読に、たびたび引き込まれるた。
この分だったら、英語絵本で子どもの耳目を引き、楽しませ、読解を深めることができそうだ。

発表者はもちろん緊張していたに違いない。
しかし、リードアラウドのモットー「楽しむ・楽しませる」が、身に付いたのか、とてもリラックスして見えた。
聴衆として、よく笑せてもらった発表会だった。

みなさん!
みなさんの姿勢に、多くを学びました。
そして、子どもたちのことを一緒に考えて下さって心強く思いました。
どうもありがとうございました。

(2012年度のワークショップの内容は、新年早々に発表予定。
ブログ、キッズブックスHPなどでご確認下さい)

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