今年度のキッズブックス英語スクールでは、5歳児の指導(3〜5歳クラス)に挑戦している。
ここまでやってきて、生徒の英語力が伸びてきたなと手応えを感じている。
A君の自身の資質やお父さん・お母さんの熱心さも重要な要素のひとつだが、
スクールでのリードアラウドが、英語学習のきっかけ作りや継続の牽引力になっているようだ。
「英語の絵本を読むことが大好き」という気持ちが、A君からビシビシ伝わってくる。
先日、『Not a Box』 をリードアラウドした。
子ウサギが、大きなダンボール箱を前にあれこれ想像する。
車だったり、山だったり、ビルだったり。
それを、想像力がたくましくない人(大人)が、「その箱で何してるの」とたずね、
子ウサギは「箱じゃないってば!」と否定し続けるという話。
A君に、この話がぴったりはまったらしい。
「Not a box!」を繰り返す場面の「何度も『箱だ』と言われて、だんだん怒りがこみ上げてくる」という解釈が、
腑に落ちたらしいと、お母さん。
徐々に「Not a box!」の言い方をエスカレートさせ、
最後には、「It’s NOT NOT NOT NOT a box!」と腕を振り回すぐらい大興奮で読む。
表現を学んでいる大人たちにも見せてあげたい。
「子どもはこうだ」という表現!
A君がリードアラウドしている姿を見ているお母さんも楽しそう。
いつもわたしが感じている「英語の絵本を読む楽しさ」が、こうして感染伝播しているようで、とても嬉しい。
[…] 先生のブログも拝読しています。5歳の子のリードアラウドのお話がありましたが、うちの子供は今、2歳10か月。「School Bus」にはまっています。 […]