4歳もやれるゾ、リードアラウド

自由が丘のスクール、指導者としての今年のチャレンジは、4歳児たちのクラス。
今日は夏休み後、最初のレッスンだった。

体験入学の1組が加わったことで、不思議なことに、わたしの気持ちの中で、すっと先が開けた感じがした。
新しい個性のおかげか、または、わたしの指導者としてのエネルギーは、ある程度人数が多い方が、うまく生徒を包めるのか。

今日からBob Books
ここで、英語の1文字1文字は音素で、それらが集まって初めて単語としての読み方があることを、子どもたちに実感させる。

子どもたちの口の形が、MになったりSになったり、可愛らしいだけでなく、大人が舌をまく正確な音を作る。
M-A-Tを合成して、Matという名になって、本書の第1文が
Mat.

「これ、タイトルの『Mat』 とどこかが違うけど、それはどこ?」
というわたしの質問に、真剣に2語(「Mat」「Mat.」)を照らす姿に、しめしめと嬉しくなる。

「こっちには、黒いまるがついてる!」
子どもの正解にまた嬉しくなる。
その、最短の1語文を、なぞって読む。
「でもMat君が初登場する場面、この絵だね。どう読んだら?」
と、両手を挙げてハッピーそうなMatの絵を、観察させる。

「元気!」
これまた、そのとおり。
素晴らしい発音と、元気な
「マッーアッT!」(Mat.)
がクラスに響いたとき、まるで探していた放送局の電波をチューナーが、ばっちり捕まえたような、またはちょっとオーバーに言えば、電流が走ったような感じがした。

これ!
この感じで、4歳児たちもリードアラウドやっていけそう。

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