リーダーズ・シアターを3,4年生と

猛暑の中、欅並木と桜並木の影を渡りながらたどり着いた、いつもの私立小学校。
この日は、3, 4年生混合クラス18名の「発表会」。

リードアラウドでも、会話で成り立っている本を選んで、リーダーズ・シアター形式でやっている。
このグループは、Piggie & Elephant シリーズCan I Play Too?と、指導者ワークショップでも、主宰しているスクールの小学生クラスでも使っているRhyming Dust Bunnies を使用した。

全員が1つの役をやったRhyming Dust Bunniesは、3ラウンド目には、話のツボもところどころ見えて、うまいと思える部分が増えたのは、嬉しい。
たった60分そこらと、強い強制力のない「家庭学習のお願い」で、ここまでいける力は素晴らしい。

どうやら、人気の本はCan I Play Too?の方らしい。
配役を決める場面では、「立候補」の手が何本も挙がった。
でも不思議な事に、Elephantの役にはだれも手を挙げない。

せりふが多い、というわけでもないのだが。
ダントツの人気は、腕がないのにキャッチ・ボールをしたがるSnake。
人気の秘密は、面白いせりふ。
短くて、的を得ていて、楽しい擬声音も多く子どもの好きなツボを押さえている、本作者Mo Willemsの力のおかげだろう。

こちらの本は、クラスの半分、9人にしか実際にやってもらえなかったのが心残りだ。

そして、いつも一番残念なのは……、
3回でクラスが終わってしまう事。
この子たちが、我がスクールでみっちり1冊の本を3週かけてやったら……。
ああ、無理とはいえ、リードアラウド指導者として腕が(喉が?)うずうずする。

コメントを残す

CAPTCHA