ブックエキスポ2011にて#2

新進絵本作家のなかで、わたしが注目しているのは、この3人。
David Ezra Stein
Peter Brown
●Jon Klassen
ブックエキスポでは、この目でこの3人を確認!

コルディコット・オナー賞を2011年に受賞したばかりのDavid Ezra Steinには、「あなたの『Porch!』を読むのが大好きです」と話したところ、「Oh!?」と目がキラリ。
「サインだけでなく絵を書き添えたくなったので、描くね!」と、イラストも描いてくれた。

Peter Brownは、実に清潔感の漂う好青年で、The Curious Gardenの後書きを読んだときの、「素直でいい人なんだろうなあ」というイメージそのまま。
人柄は、絵や文にこんなにも出てしまうのかと怖くなった。

Jon Klassen が、初めて手掛けた絵本は、秋に出版だが、見本をもらった。
ひねりがあるユーモアと、あまり分量が多くない簡潔でよい文章が、リードアラウドにぴったりでもある。
絵も、甘過ぎず俳画のような滋味があって、キュート。
これからが、凄く楽しみ。
ちょっと、話をさせていただいたが、伸び盛りの若者の清々しさを感じた。

人柄が悪くても優れた芸術家は山ほどいるが、もしかしたら、人柄が悪くて優れた子どもの絵本作家はいないような気がする。
この3人、優れた絵本作家になる要素大である。

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