自由が丘の英語スクール、年少児たち

大人になると、たとえば50歳と52歳で年齢による知的発達の差はない。
ただの個人差でしかない。
でも、子どもは違う。
たった1年違うだけでも、年齢による知的発達の差があることに、ときどき驚かされる。

今年度から英語スクールに年齢別のクラスを作ったことで、ただいまリードアラウド深化中。

5歳ぐらいの子どもは、日本人の指導者が英語で授業をすると、拒絶反応を起こすことがある。
一般的に、日本語が母語として急激に達者になるのが5歳前後。
日本人が英語を使っている意味が理解できず、馬鹿らしく感じるのだろう。

これまで、5歳ぐらいの子どもには、日本語を上手く使ったリードアラウドで効果をあげてきた。(『声に出して読む英語絵本』に詳しい)

しかし、今年度からは1〜4歳がいる……。
1歳は、英語で授業を進めて問題ないと想定していた。
でも、微妙に感じていたのが3、4歳。
どうしたものだろうか、様子を見て判断しようと思っていた。
実際に子どもたちと接してみた結果、今年度の親子クラスBの主言語は、英語でいけそうと思った。
もちろん、きっちりした線は引けないが、どうやら5歳とは違ってまだ日本語も完成されていない3、4歳は、どんな言語に対しても「スポンジ状態」らしい。
先日、その強力な吸収力の感触を、スクールに参加してくれた幼児たちから得た。

英語の絵本を英語で学んでいける幼児って、本当にうらやましい。
幼児のときにそんなチャンスがあったら、わたしも18歳からあんなに苦労しなかったのに、と思ったり。
でも、苦労したおかげで、どう英語を学んだらいいのかを常に考えている今のわたしがいるわけだが。

声に出して読む英語絵本 初めてのリードアラウド
『声に出して読む英語絵本 初めてのリードアラウド』

キッズブックス英語スクール 絵本リードアラウドコース(体験レッスン)
『キッズブックス英語スクール 絵本リードアラウドコース(体験レッスン)』

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