キッズブックス英語スクールで文法

本年度のキッズブックス英語スクールの授業で使う絵本も残り1冊。
思えば、遠くへ来たものだ……。
新年から使ってきた2冊の絵本の文法的テーマは、形容詞と文の構造だった。
こんな高度かなと思えることを話しても大丈夫になってきた子どもたち。
その成長の速さに驚きっぱなしだ。
土曜日が来るたび、なんだか1週間の間に子どもたちの細胞という細胞が分裂を繰り返し、またまた賢く、大きくなったような錯覚さえ覚える。

『That’s My Dog』は、主人公の飼っている犬がどんな犬か、たくさん形容詞を並べて紹介する本だ。
「big, sneaky, muddy……」と重ねて犬を形容する。

『The Napping House』は、どんどん折り重なって昼寝していく話だ。
登場するものたちが「snoozing」「snoring」などと形容される。

ここまでやってきて、そろそろ機が熟したころかと、フラッシュカード『Nouns, Verbs & More』を使ってみた。
形容詞、名詞、動詞、そして接続詞「and」が書かれたカードで文を作るという、ちょっと高度なゲームだ。

シラ〜っとつまらない顔をされたらどうしよう……。
そんな心配は杞憂だった!
なんだか予想外に、andのカードが人気者(文が長くなって、点が稼げるから?)になって、「やった!andだ」と歓声まであがった。
カードには、動詞は青で「v」、名詞は橙で「n」、形容詞は緑で「a」、接続詞「and」は赤で「c」と印されている。
子どもたちは、形容詞、名詞、動詞とつないで文を作っていった。
形容詞や名詞が2つあるときはandでつないでいいというルールもすぐに覚えた。

でき上がった文をみんなで読む。
「毛深いカニとラクダがかけっこする(hairy crabs and camels race)」というナンセンスな文に大笑い。

わたしの好きなフレーズは、子どもたちの「また来週やりた〜い」。
この日も聞くことができて、またまたシメシメの土曜日だった。

That's My Dog
『That’s My Dog』

The Napping House
『The Napping House』

Nouns, Verbs & More
『Nouns, Verbs & More 』

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