「48+の瞳」を前に:その2

中学1年生とのリードアラウド。
2限目は、趣向を変えて、『Dog and Bear: Two Friends Three Stories』で、Reader’s Theaterをした。
あ、正確には46の瞳(23人クラス)か。

ちょっと自分勝手で自由奔放なDogと、思いやりがあるが慎重すぎるBearの会話で進む物語だ。

自分が中学生だった頃を思い出さずとも、中学生の自意識が強いことはよく分かっている。
そこで、
「世界を舞台に活躍するだろうみなさんに必要なのは、communication competence。それを育むのは、こんな1冊から」
などと言って、この年頃の少年には苦痛になりかねない「人前で演じる」ための動機付けを試みた。

これが効いたのか、この日のいろいろな要因が幸いしたのか、結果的には、フュ〜。
それなりに、いい表現で読んでくれた。
この本の本質的なユーモアが、少年たちによって表現され、聴衆の間から自然に笑いが起きた(笑いがとれた!)。

どうか、「楽しかった」という印象を受けたのが、わたしだけでありませんように。

Dog and Bear: Two Friends Three Stories

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