「勝手にリードアラウド」

 リードアラウド指導者養成などのWSで「修行中」のSさんから、No, David!を使った修行記「勝手にリードアラウド:その1」が寄せられた。
抜粋して紹介する。

(以下、Sさんのメールより)
とある日曜日朝9時半、陽の降り注ぐ居心地のよい教室。
床に座った1年生から6年生までの男女15、6人。
「『英語の読み聞かせ』と紹介されましたが、今日は読み聞かせではありません。みんなで英語の絵本を読みますー読めて言えるようになりましょう」と始めたとき、子どもたちの目がきらっと輝いた。
「ジャーン。今日みんなが読むのはこの男の子のお話」
「わー金魚ばちがヤバい!」
「だめーあぶなーい」それを英語では…
子どもたちが本の世界にぐいぐいとひき込まれて行く。
〜中略〜
Davidが家の中で野球始めると、子どもの興奮は最高潮
「あ~絶対わっちゃう」
「やっぱりー」
そして続く癒される場面に、ほっとした顔、なんとなく恥ずかしげな顔。
最後のせりふ「Yes, David…I love you!」みんなで3回繰り返した。この表現、心に残るといいなあ。
お迎えのとき、お母さんに向かって「David! No! No!」と叫んでいる子が‥。大声で英語もどきを並べたててた子だ!
〜中略〜
25分の勝負。
「絵本そのもののすごい力」に助けられた時間であったが、おもしろさだけで終わらないように「英語」のミニ知識?もいれたつもり。
〜中略〜
「絵本の力」を改めて感じながら、この絵本をもっと活用できる力を…
修行の道は続きます。

以上。

うまく子どもたちの空気を掴んだ様子が、伝わってくる。
Sさんに、求心力がついたのだろう。
Way to go!

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