「結構むずかしい英会話」

 英語と日本語が半々で音楽の傾向が趣味に合っているFM局の放送を、ときどき聴く。
先日、おかしすぎて聞き流せなくなったCMに出会った。
カード会社による国際カードのCMだが、「結構むずかしい英会話」という、もうタイトルで惹かれる小話シリーズだ。

それは、英会話練習テープのパロディーで、第1話はこう始まる。

男性「このかるくソテーしたたまねぎとブラウンマッシュルームを添えたロングアイランド風ステーキはいくらですか?」(一息で読む)

もうここで、「はあ?」だ。
なのに、まるでそんな生徒(または視聴者)の戸惑いは関係なく、教材によくある模範解答の声で
女性「How much is the Long Island steak with sauteed onions and brown mushrooms on the side?: 20 dollars」

「こんな英会話教材、ないよ!」 という、結構むずかしい英会話が続く。
黙読だけでは、おかしさはなかなか伝わらない。
英会話練習はもう必要ないリードアラウド研究会のみなさん(本ブログ読者)、ひとつ表現練習にこんな台本音読をいかが?
おかしさが出せるだろうか。

第2話「クーポン編」も傑作。

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