指導者向けワークショップ第3セッションの1回目があった。
180分に及ぶワークショップ後の気持ちをひとことで言えば、happy!
リードアラウドをしてみようという参加者のみなさんが、wild とcrazyさをオープンに見せてくれたから。
俳優や声優などプロを目指す人のコーチである中西先生。
その先生に、表現の世界ではズブの素人である英語指導者をコーチもしてもらえる。
そんな、贅沢な時間があるワークショップである。
この日、まずはDog and Bear の訳書『いぬとくま』を使って、中西先生と90分レッスン。
みなさんの緊張が伝わる。
表現に対する意識の高い指導者の集まりとは言え、ここまで表現をきちんと考える機会はこれまでなかったろう。
表現を仕事とすることとはどういうことか。
それを垣間見る、ちょっとした「ショック療法」でもあったかも?
というのは、わたしが受け持った後半の90分での皆さんの表現が、だいぶ自由で軽やかになったのだ。
観客の目で見てみて、何度かちゃんと?笑えた(この教材では「笑い」が取れることが目標)。
笑える環境というのはリラックスしているということでもある。
RAでは「笑ってためになる」環境を英語指導の場に作りたい。
そこへの指導者のロードマップ、このワークショップでも進み始めたかな。
そろそろ「英語の先生」というちょっとした優等生な感じの殻が壊れて、wild, crazy and happy to be な感じが見えだした。
「笑ってためになる」RAの指導者に必要な資質である。
嬉しくなるワークショップだった。