Cook This, Not That!

日課のようにポートランドの巨大書店パウエルズで、ブッククラブリードアラウドで使いたい本を品定めしている。
児童書のセクションが料理・食品関連本セクションに近いので、寄り道をして手にしたのが、上記タイトルの本。

「食べてはならない」のは実在のレストランの実在の1品で、写真と値段、カロリー、飽和・不飽和脂肪分、塩分などのデータがあげられている。
そして大きな美味しそうな写真と→で、「(代わりに)これを作ろう」とあって、似たものだがもっと健康的な料理のレシピが載っているという、刺激的な本。

驚きはレストランが実名というのもあるが、Not That!とされる品々の度を超した高カロリーさ。

1皿が1500Kcalなんてざらなのだ。
Baby Back Ribs(ポークリブ)など某店12.95ドルの品だが、3,021Kcalだ。
ヘタしたら、2日分のカロリー!
日本の場合、外食のたとえばカツ丼だって、量が少ない事もあって、800Kcalくらいじゃないだろうか。

こちら米国、ステーキなら、それが巨大なうえにレモンバターとソースをだらりとかけて、その高カロリー汁を惜しげもなくマッシュポテトに吸わせ、サワークリームとともに食べる。
これに、サラダといってもシーザーサラダ。
卵の黄身も入ったクリーミーで塩っぱい(美味しいが)ドレッシングを飲む感じ、たっぷりかけて食べる(パンもいっしょだったら1000Kcal?)。

こんな外食をたとえば1日2回し、その他に飲み物もコーラのジャンボ(バケツ)サイズで飲んでたら……。
Oh, my!
目眩がする。

今日のうちのごはんは、ファーマーズ・マーケットでインディアンから買った、天然サーモンのハラス塩焼きと、有機ニンジンとキュウリの即席ぬか漬け、ズッキーニとナスのタイ風炒め物と玄米ゴハン。
アメリカ人はお好きかしら。

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