寒くても、やっぱり春です。
親御さん向けのリードアラウド説明会やデモンストレーションが続きました。
熱心な顔、顔、顔。
わたしがどの会場でも、一番伝えたかったのは、英語絵本を家族も一緒になって楽しみましょうということでした。
わたしのリードアラウドは、絵本の力があってのこと。
選書が自慢です。
その英語絵本を、わたしと学校でだけでなくぜひお家でも読んで下さい。
大人にも訴える力、発見のある絵本です。
家族で読み合うのは暖かい風景なだけでなく、実利も。
本好き、英語好きが育つと言う客観的データも英語圏でそろっています。
3歳児のお母さん方からは「集中してくれない」という悩みを聞きました。
全部やろうと思わないで、たとえばデモンストレーションで使った本
『Three Little Kittens Book & CD (Read Along Book & CD)』
これなら、しばらくは子ネコの鳴き声だけでもOK。
でもかならずそのときも、文字MeowやPurrを指でなぞりながら、です。
そして嬉しいMeowか、悲しいMeowか、読み分けること。
かわいくてたまらない声を出すでしょう?
そしたら、「キャー、あなたってかわいい!」と、お母さんの生の喜びの声を上げて下さい。
子どもは照れくさそうに、まぶしそうにするかも知れませんが、すっごく嬉しい。
嬉しいかったことは、またやってくれます。
「あらっうま!」「こいつ、その読みすっげー」とか、お父さんやお母さんが思うところがあるはずです。
それをそのまま、子どもに聞こえるところで言って下さい。
子どもはとっても敏感です。
(嘘やお世辞じゃない)心からの気持ち、そして具体的な褒め言葉(「Meowなんか、まるでアメリカのネコみたいだ!」とかもOK)なら学習の動機になることがわかっています(お世辞や、ありきたりの褒め言葉をしょっちゅう浴びせていると逆効果、という研究結果もあります)。
学校でのRAと家庭とで、いい連鎖反応を起こして行きましょう。
講演で紹介した発音を聞けるサイトは、コチラ。