新学期、リードアラウドについて心新たに

英語を小学校でやることの是非が、かまびすしい今日この頃。
どうやるかが問題で、「そんなのだったら、やらないほうがいい」レベルのものがあるから、否定的意見もあるのだろう。

でもご安心を。リードアラウドという絵本で学ぶ方法なら、Younger is betterという外国語習得研究の常識を信じていい。
(実は、Younger is betterの後に、Older is fasterが続く。だから中学生からやっても、発音以外は追いつけることも、科学的に検証されている)

英語学習は、他の言語学習と同様、長期的・持続的に学習する事が、習得には欠かせない。
では、長期的・持続的に学習させるには、どうしたらいいのか。

それは動機付けすること。

動機付けはどうしたらいいのか。

答えは、楽しさ・うれしさを感じさせる事。それが、持続的動機になる。
リードアラウドは、英語の楽しさや、うれしさを感じさせることが、いちばんの目的だ。

どんな時に、ひとは楽しさ・うれしさを感じるか。

外国や異文化への好奇心や知識欲が満たされると
自分の世界が広がり、可能性が広がると
友だちを見つけるチャンスが増えると
美しいもの、感動的なものに出会うと
などだろうか。

実際にこの1年リードアラウドを経験した子どもたちの感想文には、こうあった。

できなかったことが、できるようになって
父母がほめてくれて
見て、聞いて、音読して面白い本だったから
友人が面白く読んだから
先生の読み方、顔(?)が面白かったから

(楽しかった、うれしかった)。

こんな感想が持たれる時間に、いろいろな興味がわく楽しい時間(それから面白い顔?)にするよう努力していこうと、新学期に改めて思う。

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