桜がほころんだ朝、Walter Was Worried

東京ではソメイヨシノが4分咲き。
でもコートは脱げない寒い朝、ちょっと出足が遅かったがクレヨンハウスでリードアラウドの会が開かれた。

子どもたちの読みの素晴らしさが、特別に際立った回となった。
こう何度も子どもの上手さを目の当たりにして、
大人の苦手な表現の特徴などだんだんわかってきた。

「わからない」「どうして」「困ったな」
こういうセリフが、目立ってヘタなのだ。
これって、大人になるにつれ自分の無知をさらす言葉だとして、封印してきたからじゃない?

本当に「わからない」と思っているようじゃないし、「どうして?」と心から知りたそうじゃないし、Walter was worriedも「あれ〜天気が悪くなりそうだ」と困っても心配してもいなそうだ。

「どうにかなるもんだ」と知ってしまっている読み方、言い方なのだ。

きっと「そう振る舞うのが大人」だと思って、そうしてきたのがクセになったのが大人?

何もそのことについて知らない自分に、瞬間移動出来た時に、子ども並みの上手な表現が出来ると、わたしは経験的に思う。

大人の参加者がクレヨンハウスのリードアラウドには多いが、きっと、子どもの表現の素晴らしさを学ぶ場になっている。
Walter Was Worried (Neal Porter Books)次回のクレヨンハウス、リードアラウドの会は5月30日(日)9:45、Dog and Bear で。

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