「おばさま」から「おにいさん」へ

「おばさま洋書ディレクター」の逆襲は、これだ。

i-pod touch を買った。
どうしてこれが「逆襲」かと言えば、電車の中吊りで「おじさんは折りたたみ式携帯、おにいさんはi-phone」という雑誌の見出し文字を見たからだ。

ま、電話は接続に問題があるので違う会社の契約だが、i-phoneから電話とカメラ機能を取っただけの、そっくりさんi-pod touchを買ったのである。

わたしはとりあえず、これで「おにいさん」になった。

この文明の利器、以前アエラ・イングリッシュ誌上でも実験台にされたが、ちょっと慣れれば……
あら、便利!
あら、簡単!
(つい、おばさん語が出てしまう)

英語の発音チェックは、もう手元にこれをおけば、おっくうじゃない。
知っていると思ってる発音も、念のために調べる癖もつく。

家庭内の会話も、語彙も増える。
日本語ペラペラだと思っていた英語ネイティブの家族が、「今日聞いた医療関係の日本語はちんぷんかんぷんだった」と言っても、これまでにみたいに
「あっそ」
で終わらない。

内容を聞いて「それって膠原病のこと?」
とここでi-pod touchの辞書が登場し、
「collagen disease、CDのことでしょ、話していたのは」
と会話がつながる。
次に膠原病のことを大辞林で調べ、確認ができる。
googleすることも出来る。
ぜんぶ、掌の中で、である。

「おにいさん」の利器で、English again!

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